ダイビング中の腰がツラい人へ|わたしの実験メモ
先に結論
- タンクを1〜2cm上げる → これが一番効いた。
- 膝中心キック → 理屈は良いけど、実戦でずっとキープは難しめ(当面は練習枠)。
- ウエイト位置高め → この日の装備条件ではハッキリした変化は出ず。
- 腸腰筋ストレッチ/腸骨筋マッサージ → 可動が出すぎると、結局反りやすくなる場面があった。
わたしのパターン:水中で反り気味(腰を反らせる感じ)になると痛い。上がるとラクになるタイプ。
目次
どんな痛み?
潜ってしばらくすると反り感→腰痛。浮上するとスッと落ち着く。
この日は ツーピース(下5mm+上3mm)/ウエイト3kg。
「装備や姿勢で反りが強まってるな…」と感じたので、いろいろ試してみた。
試したことと手ごたえ
1)タンクを1〜2cm上げる
やり方:軽く上を向くとファーストステージが触れるくらい。
手ごたえ:反り感が減ってラク。ゼロにはならないけど、今回は最有力。
2)膝中心のキック(モディファイド・フラッター)
狙い:太ももを大きく引かず、反りの誘発を抑える。
手ごたえ:反動で太ももがつられて動き、股関節の固定が難しい。→ 要練習。現状は実戦投入は見送り。
3)ウエイトベルトを高めに
狙い:トリムを上寄りにして、反り方向のクセを弱めたい。
手ごたえ:変化が不明瞭。他の要素(中性浮力・フィン角度など)に埋もれた可能性。→ 今回は効果判定つかず。
4)腸腰筋ストレッチ+腸骨筋マッサージ
狙い:太ももを引いても骨盤の前傾が出にくいようにして反りを抑える。
手ごたえ:可動が増えると太ももを上げすぎ→反り増しになることも。→ ウォームアップとしてはアリ。腰痛の解決策にはなりにくい。
いまの答え(暫定)
- タンク高の微調整がまず一手。
- 膝中心キックは伸びしろあり。ただし継続練習が前提。
- ウエイト位置は、フィン・BCD・配分まで含めた装備全体のセットで再検証したい。
- 腸腰筋のストレッチ/マッサージは腰痛の解決策になりにくい(入れるなら軽いウォームアップ用途)。
次やること(1か月プラン)
- 背筋&体幹の耐久トレを短時間×高頻度で。
- 例:バックエクステンション 10〜15回×2セット/日
- マッサージ(予防として)
- 前日と当日朝に、気になる腰部をダイレクトにマッサージしてみる。
- 毎ダイブのチェックメモ
- タンク高:高め
- キック:太ももの振り幅は小さめか固定
- 姿勢:「反らない」アイデアを模索
備考:これは個人の体験メモです。強い痛み・しびれは無理せず計画変更。必要なら医療機関へ。特にしびれは即終了で。
装備メモ
- スーツ:ツーピース(下5mm+上3mm)
- タンク:通常より+1〜2cm上にセット
- ウエイト:3kgを高め → 今回は効果不明。次回は配分(ベルト/ポケット)も試す。
まとめ
- タンク高さいじりがまず一手。
- フォーム改善は「続けられる形」に落とす。
- トレ×装備×フォームを小回りで回し、「反りすぎない中立」を探す。(追記予定:1か月トレ後の結果)
